2014年02月15日

新疆ウイグル自治区で武装グループ8人射殺。

2月14日、中国の新疆ウイグル自治区にあるアクス地区ウチトルファン県で巡回中の公安(警察)車両が武装グループに襲撃された。

公安側は反撃し、武装グループの内8人を射殺した。1人は拘束している。また、3人は自爆するという凄まじい状況になり、住民も2人、警察官も2人が負傷した。

また、公安車両5台が破壊されるという事態になった。

武装グループが使用した車には、ガスボンベが大量につまれていたため、当初より公安当局に向けて自爆するつもりだったのではないかと見られている。

また、武装グループは刃物(鉈らしい)も所持していた。

新華社通信などのメディアは、武装グループを「テロリスト」として報道しているが、まだ彼らの民族や性別は不明だ。

このアクス地区ではトクス県でも1月24日に美容室や車が爆発しするという事件が起きており、そのときは6人が自爆し、6人が射殺されている。

そのため、当局はこの地域での警戒を強めてはいた。

また昨年10月の天安門で車が炎上した事件もウイグル族が関係しているという見方も有り、ウイグル地区全体での当局による締め付けが強化されていたことに対し、ウイグル族が反発していたという背景もある。

つまり、新疆ウイグル自治区ではウイグル族と漢民族との対立があり、緊張感が高まっている。


以下、新疆ウイグル自治区関係の記事です(新しい順)。

『中国の人権活動家である胡佳(フージア)氏が拘束される』(2014/01/27)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/386252536.html

『北京のウィグル族学者逮捕される。ウイグル族擁護の言論封じか』(2014/01/16)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/385342375.html

『ウィグル族弾圧の実態を隠す中国政府』(2013/11/18)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/380557796.html

『ウィグル人弾圧をテロとの戦いにすり替える中国』(2013/11/01)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/379125311.html

『中国共産党を揺さぶるイスラム』(2013/10/31)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/379037411.html

『中国の天安門での自動車事故は、ウィグル人によるイスラムのテロか?』(2013/10/30)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/378938523.html

『新疆ウイグル自治区で暴動。これが中国による侵略の実態か』(2013/06/27)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/367678848.html

『中国の情報操作が漏れ始めている。資源の豊富な新疆ウイグル自治区。』(2009/07/07)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/122996744.html



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