2014年02月11日

江沢民元国家主席ら5人がチベットでの大量虐殺で国際手配

10日、スペインの全国管区裁判所が中国の江沢民元国家主席ら元政権幹部5人を、国際手配した。罪状は1980年代から1990年代にかけてのチベットでの大量虐殺(ジェノサイド)に関与したことによる。

手配された5人というのは、江沢民元国家主席(Jiang Zemin)、李鵬(Li Peng)元首相、喬石(Qiao Shi)元公安局長、陳奎元(Chen Kuiyan)元チベット自治区党書記長。

彼ら5人は、チベットで大量虐殺と拷問といった人道犯罪の容疑で、ICPO(国際刑事警察機構。インターポール)への引き渡しが求められている。

つまり、彼ら5人は中国から出れば、行き先の国によってはその場で逮捕されることになるという。

特に江沢民元国家主席については、チベット支援団体やチベット系スペイン人活動家らが長年にわたり、法的措置を求めてきていた。

スペインの裁判所が、このように他国の人道犯罪を追求するのは初めてでは無い。例えば中南米の軍事政権の人道犯罪なども追求してきている。

一部の国からは、このスペインの行いは内政干渉ではないかとの批判もある。

しかしスペインの人権団体らによる中国の元政権幹部らに関する訴えは、「普遍的管轄権」に基づいてスペイン裁判所に受理されていた。普遍的管轄権とは、人権侵害に関しては国外で行われた行為であっても司法管轄権が及ぶとする権限だ。

既に2013年11月にはスペイン全国管区裁判所は江沢民元国家主席らに対して逮捕状を出していた。このことに対し、中国政府は洪磊・外務省副報道局長を通して反発していた。

「強烈な不満と断固たる反対を表明する」

そしてこの度、国際手配に及んだわけだが、中国はさらに反発するであろう。場合によってはスペイン政府と中国政府の関係に問題が生じるかもしれない。



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