2014年01月18日

韓国で増加が止まらない性犯罪のせいで、過敏な判決をくだすようになっている

韓国では、児童や未成年者に対する性犯罪が増加していることを受け、強制猥褻として有罪にする認定の範囲が拡大している。

つまり、過敏になっている。

加害者に性的な欲求を満たそうとした動機がなかったとしても、被害者が性的な羞恥を感じたり、嫌悪感を抱いたりすれば、はい、有罪ね、ということになってきた。

まぁ、これくらいのことをしないと、韓国で増加する性犯罪を止めることが出来ないのかもしれない。

例えば今月の15日の判決。昨年の5月のことだった。68歳の爺さんが公園で挨拶してきた11歳の女児に対し、「かわいい」と言って手の甲にキスした。そして(おそらくさりげなく)自分の手の甲を差し出した。つまり、はい、お返しのチューは? といったことだったのだろうか。

その結果、第一審では無罪とされたが、第二審でソウル高裁刑事8部は、この爺さんに罰金1500万ウォン(約147万円)を言い渡すだけでなく、性犯罪に関する治療プログラムを40時間受けることを命じている。

判決の理由は、以下の通りだった。

「女児が握手しようとして手を差し出したのは、年長者を敬う社会的なムードのためだ。被告人にわいせつな行為をする意図がなかったとしても、女児が性的な羞恥心などを感じたとすれば、わいせつ行為に相当する」

もう、韓国では片っ端から男を訴えられるし、男はこれで少しは自制心を保てるようになるのかもしれない。

さて次の例。昨年4月のこと。73歳のこれまた爺さんの話になるが、スーパーの前での出来事だった。爺さんはこの店の前で、9歳と11歳の女児(まさか孫じゃぁ、ないよね。ちょっと調べられなかったが)を抱きかかえて「かわいいねぇ」と頬にキスした。

はい、それで罰金500万ウォン(約49万円)。

次の例。やはり昨年だが、アイドルグループのメンバーとしてデビューすることを目指していた16歳の少女が居た。このマネージャーである30代の男性がどういうシチュエーションだったのかがわからないが、少女の腕を撫でてしまった。激励のついでか注意のついでか、単なる挨拶か分からない。

しかし少女は「気分が悪い」と主張したため、はい、こちらは罰金1000万ウォン(約98万円)となった。

このような事例が増える傾向にあることについて、ソウル中央裁判所の裁判長の一人は言う。

「子どもがかわいいとの理由でキスをしたり、抱きかかえたりすることにより、子どもが引きつけを起こし、精神的にショックを受けたり、病院で治療を受けたりした場合、強制わいせつ罪と傷害罪が適用され、懲役7〜8年が言い渡される可能性がある」

これは怖い。韓国の男性は注意しないといけない。悪意ある女性が、小遣い稼ぎに利用する可能性もあるからだ。

好意があるようなそぶりを見せておきながら、男性が何か言ったり触れたりした途端に「性的な不快感を感じた!」と訴えればいいのだから。

うーむ。それくらい厳しくしないと、韓国の性犯罪増加を抑えることは難しいのかもしれない。





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