2014年01月16日

げっ、米ロも恐怖。中国が音速の10倍以上で飛ぶミサイル実験成功

特に米国が驚愕している。

15日に明らかになったことだが、中国が1月9日に、超高速ミサイルWU14(米国防省が付けたコードネーム)の発射実験を行ったことが分かった。

このミサイル、なんと音速の10倍で飛行するという。

この手の超高速ミサイルは米ロそしてインドも開発中だ。しかしなんと中国が一歩先んじてしまった。

米太平洋軍のロックリア司令官は15日にワシントン郊外で講演をしたが、その際、正直に認め、警戒感を示した。

「(中国は超高ミサイルにおいて)米国よりも開発が進んでいる」

この超高速ミサイル実験について報じたのは米国のウェブ・ニュース通信のThe Washington Free Beaconだったが、その後16日に中国国防省が実験成功の声明を発表したことで、事実であると裏付けられている。

ただ、中国国防省高官はこの超高速ミサイル発射実験について、

「国内での計画に基づいた科学研究テストは正常であり、特定の国家、目標に向けたものではない」

と語っているが、どう見ても米国を睨んでいるだろう。

しかし音速の10倍である。つまりは、米国のMD(ミサイル防衛網)を突破してしまう。The Washington Free Beaconの中国軍備専門家であるリカ・フィシェラ氏は言う。

「このような超音速ロケットは高度をあげずにハイパー音速で正確な攻撃を行うことができるため、MDにほとんど左右されなくなる」

このこともあり、ロックリア司令官は先ほどの講演で日本の集団的自衛権の行使を巡る議論について言及した。

「北東アジアの安全保障を巡りアメリカは日本がより大きな役割を担うことを望んでいるが、問題は日本が政治的にどこまでの役割を許されるのかだ」

無茶振りだ。とうとう米国にも手に負えない事態になっているということか。



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