2014年01月16日

北京のウィグル族学者逮捕される。ウイグル族擁護の言論封じか

16日、中国外務省の洪磊(ホンレイ)報道官は定例記者会見で、北京在住で中央民族大学の講師であるウイグル族学者のイリハム・トフティ氏が拘束されたことを発表した。

「犯罪の嫌疑をかけられ、公安当局が刑事拘束した。(イリハム氏は)法律にのっとって裁かれる」

しかし具体的な容疑については言及していない。

ただ、イリハム・トフティ氏がウイグル族であることや、最近の行動から中国当局の狙いは見えてきそうだ。

イリハム・トフティ氏は昨年、天安門前の車両突入・炎上事件が起きた10月ころから、ウイグル族の学者ということで海外メディアの取材を受ける機会が増えていたが、同氏はその際、ウイグル族の権利を擁護する発言を繰り返してきた。と同時に、中国政府の判断を疑問視する発言も行ってきた。

そのことから、中国当局がイリハム・トフティ氏がこれ以上、海外や国内のメディアから取材されることを防ぎ、つまりは言論活動を封じようとした可能性がある。

イリハム・トフティ氏は15日に自宅から連行されたらしい。イリハム・トフティ氏はかねてから、海外メディアの取材でも、自分が当局に監視されていると語っていた。

それだけではない。イリハム・トフティ氏が海外メディアの取材に応じるようになると、公安当局はイリハム・トフティ氏の乗用車に車を追突させるなどの圧力を掛けていたことがわかった。

「これ以上、余計なことを語るな」

ということだ。

しかも15日にイリハム・トフティ氏が連行された際、母親も連行され、パソコンや論文も押収されている。

イリハム・トフティ氏の専攻は経済学だが、「ウイグルオンライン」というウイグル自治区の状況を伝えるウェブサイトを開設するなどの活動をしていた。


以下、ウイグル関係の記事です。

『ウィグル族弾圧の実態を隠す中国政府』(2013/11/18)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/380557796.html

『中国の天安門での自動車事故は、ウィグル人によるイスラムのテロか?』(2013/10/30)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/378938523.html

『中国共産党を揺さぶるイスラム』(2013/10/31)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/379037411.html

『ウィグル人弾圧をテロとの戦いにすり替える中国』(2013/11/01)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/379125311.html?1383798630



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