2014年01月11日

「鳥取砂丘コナン空港」という名称はどうなの?

10日、鳥取市の竹内功市長が鳥取空港の愛称を「鳥取砂丘コナン空港」とすべく県などに働きかける事を明らかにした。

「鳥取砂丘コナン空港」の由来は鳥取砂丘と北栄町出身の漫画家である青山剛昌氏の代表作「名探偵コナン」だ。

この案が浮上したのは、先立つ4日に北栄町で青山剛昌氏とファンとの交流イベントがあり、挨拶で参加した竹内功市長との打ち合わせで、青山剛昌氏が提案したという。なんだか図々しい気もするが。

しかし竹内功市長は乗り気になった。それで10日の定例会見で語った。

「鳥取空港の利用を促進する懇話会会員の鳥取商工会議所会頭や県東部の4町長にはすでに方針を伝えたが異存はなかった」

マジっすか。ひどく安直な大人達が集まっているようだ。

そして意気込みを語っている。

「コナンは海外でも知名度が高く、新たな誘客に結びつけたい。空港自体が新たな観光スポットになる可能性がある」

そうなのかなぁ。

確かに「名探偵コナン」は国内外でなんと1億4000万部以上も発行されているというから知名度は抜群だ。この知名度にあやかろうという気持ちは理解できる。

しかし現実の大人の社会はそう単純では無い。

「コナン」という名称に著作権や商標の問題があるのだ。そのため鳥取市は「実現には数年はかかる」としている。

さて、「鳥取砂丘コナン空港」は実現するだろうか。



posted by しげまる | Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします
今年初めてアクセスします^^;

コナンはよく観ますが、空港の名前に
取り入れて、それで人を集めるというのは
ちょっとミーハーすぎません?

オリジナルな、ここでなければというものが
欲しいですよね。。

Posted by spacelight at 2014年01月12日 13:00
spacelightさん
明けましておめでとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いします。
まぁ、最近は全国でゆるキャラが活躍しているような自体ですから、人集めといえば、キャラクター(コナンも含め)という安直な発想をしてしまうのは分かりますが。
だからこそ、おっしゃる通り、「ここでなければ」が欲しいですね。コナンはあくまで一人の漫画家の作品です。それより、その風土が育んだ何かが欲しいですね。
難しいとは思いますが。
Posted by 管理人 at 2014年01月12日 21:12
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