2014年01月09日

環境省がミドリガメの輸入や飼育を禁止って、手遅れでは…

環境省がミドリガメの輸入や飼育を禁止する方針を決定した。そう、ミドリガメは余りにポピュラーなため、そのことを忘れられているが、実は正式名をミシシッピアカミミガメと言う外来種だ。それを「特定外来生物」に指定することにした。

そしてこのミドリガメが成長すると、小さな水槽では飼えない程でかくなる(約30センチ前後)ため、安易に捨てられてしまう。

ところがこのミドリガメが、日本の在来種であるイシガメをとうとう準絶滅危惧種に追いやったため、生態系を破壊するとして環境省が輸入や飼育を禁止するという方針を打ち立てたのだ。

しかし今更輸入や飼育を禁止したとして、効果があるのだろうか。

既に数十万匹は存在するというミドリガメを管理できるというのだろうか。

とりあえず環境省としては、まずはできることとして、これ以上の輸入を禁じたい。つまり入り口をまず塞いでおき、その後で飼育を禁止しようという考えらしい。

しかし既に飼っている人はどうするのか。また、野に放たれて自由に生きているミドリガメをどうやって管理するのか、ちょっと想像できない。

しかもミドリガメはあれよあれよと増えてしまう。卵もイシガメの2倍を産むというではないか。

体もイシガメより大きい。だからイシガメの餌場や生活場を奪ってしまうのだ。

その結果、イシガメは2012年には準絶滅危惧種に指定されたのだった。

そうなると、今後はミドリガメを飼うためには安易に捨ててはならないのは当然として、逃げられないように工夫された設備で飼わなければならなくなる。

それどころか環境省が正式に禁止を施行した途端に、飼う条件を整えるのが面倒になった飼い主が、ミドリガメを野に放つ可能性だって有る。

従って、簡単に禁止といっても、既に数十万匹とも言われているミドリガメの飼育許可手続きもパニックになるし、捨てようとしている人が出ないように防ぐ手立てもなかな考案できそうに無い。

かといって、放置していては、イシガメは絶滅するであろう。

結局、自然界というのは、人間が介在したものであれ、自然環境が介在したものであれ、より適した種が生き延びるようになっているのだ、と割り切るしかないのだろうか…。



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