2013年11月20日

安重根は犯罪者?いや、勘違いしたテロリストだろう

全く韓国というのは、とにかく歴史でも産業でも文化でも「韓国最高!」で無ければ成らない悲しいアイデンティティーの民族なのだろう。

驚いたことに、朴槿恵おばさん、いや大統領は、中国のハルビンに伊藤博文を暗殺した安重根(アン・ジュングン)を讃える石碑を建立するのだ、という全く意味不明な企画をぶち上げた。

彼ら韓国人は、「暗殺」という下劣な行為を行った者でさえ、反日であれば讃えるのだ。反日こそ、空っぽ韓国人のアイデンティティーである。

これに対して菅義偉官房長官は、

「安重根は犯罪者」

と当たり前の事を言って韓国を批判した。

すると韓国外務省の趙泰永(チョ・テヨン)報道官は、

「このような方(安重根)に対して、犯罪者という表現を使うことは、非常に遺憾。歴史を謙虚に反省して直視することを、もう一度強く促す」

と、まぁいつもの通り、「反省」だの「直視」だのと、自分たちが捏造した歴史を国民に学ばせていることは棚に上げて金庫にしまって鍵をして、しゃーしゃーと述べた。

さらにこの発言に対して菅義偉官房長官は憮然として答えた。

「従来のわが国の立場を申し上げたと、そういうことです。」

つまり、安重根は犯罪者だと念を押した。しかし私は、彼は勘違いした哀れなテロリストだと思う。それについてはもう少し後で述べたい。

で、今回、反日運動家の(振りをしている?)朴槿恵大統領は何を言い出したのか。

朴槿恵大統領は6月に中国を訪問し、習近平国家主席に対して、なんとも図々しいことに暗殺現場である中国のハルビンに安重根の石碑を設置するように協力を求めたのだ。

これ、日本に対して失礼なんてものではない。日本の初代総理大臣暗殺に成功した人殺しを中国も一緒に讃えようではないか、と呼びかけているのだ。

いや、世界中の暗殺者を褒め称える行為とも受け取られかねない。そもそも相手の習近平国家主席など、人民や少数民族にとっては暗殺すべき人物ではないか。

そしてその計画が順調に進んでいる、ということで、今月の18日に朴槿恵大統領は楊潔チ国務委員に、計画が順調であることを感謝した。

だから菅義偉官房長官は朴槿恵大統領のこの動きに対して、

「わが国はですね、『この安重根については、犯罪者である』。韓国政府に対して、これまでも伝えてきております。そうした中で、このような動きがあるということはですね、日韓関係のためにはならないのではないかと」

朴槿恵大統領はこのところ、世界中で日本批判を続けてきているが、本当に日韓関係を悪化させているのが誰なのか、少しだけ考えてみる知恵が必要なのではないか。あるいは誰が教えてやってくれよ、朝鮮人の皆さん。

ところが韓国では、少なくともメディアはやっぱり日本を批判した。

「日本の菅官房長官が安重根義士を犯罪者だと指し示しました。侵略歴史を正当化する態度をよりいっそう露骨に表しています」

やっぱり馬鹿に付ける薬はない。

しかも朴槿恵大統領は中国の立場も考えていない。もう、反日だけが生きがいなのだ。

2006年にも韓国の企業が、ハルビン駅の近くに安重根の銅像を建てたことがあった。しかし中国側は、10日後には撤去してしまったのだ。

このときの中国は今よりまともだったと言うべきか?

中国側はこのとき、

「外国人の銅像建設は認めない」

として撤去したのだ。

それだけではない。朝鮮人が伊藤博文暗殺成功100周年の記念式典をハルビンで行おうとしたときも、中国側はそれを許可しなかった。

しかしこの度の中国は態度が変わってきている。19日に外務省・洪磊報道官が言った。

「安重根は、歴史上、有名な抗日義士で、中国でも尊敬されている」

本当か? 恐らく中国人民はこの朝鮮人の名前すら知らないのでは無いだろうか。ただ、このような発言をしたと言うことは、韓国と組んで反日しても良いよ、というシグナルかもしれない。

とにかく安重根は反日の英雄なのだ。だから日韓サッカー戦でも安重根の写真が垂れ幕として使用される。日本と闘うときのシンボルなのだ。

それほど韓国で人気が高い安重根の記念碑を建立するという発言は、朴槿恵大統領にとって、最も手っとり早い人気取りであろう。

もう、こうなったら面倒だから、伊藤博文を千円札に復活させろ、といいたく成る。若い人は知らないかもしれないが、以前は千円札の肖像は伊藤博文だった。

さて、それでは安重根が「犯罪者」というよりは「勘違いテロリスト」で有ることに触れたい。

安重根は1879年から1910に生きた男だ。民族主義者でありクリスチャンであり死刑囚だ。

暗殺は、ロシア蔵相ウラジーミル・ココツェフと満州や朝鮮について話し合うためにハルビンを訪れた伊藤博文に対して行われた。

ハルビン駅に降り、ロシア兵の閲兵を受けていた伊藤博文に、安重根は群衆に紛れて近づくと銃撃し、伊藤博文には3発が命中したという。

世界的勘違い男の安重根は、伊藤博文が倒れると、ロシア語で叫んだ。

「コレヤ! ウラー!(Корея! Ура!)」(韓国万歳)

安重根はすぐにロシアの官憲に逮捕された。2日後には日本の司法当局に引き渡されている。

ただ、安重根は自分が「犯罪者」である自覚はあった。というのも、伊藤博文が死んだ事を知ると、十字を切って神に語りかけている。

「私は敢えて重大な『犯罪』を犯すことにしました。私は自分の人生を我が祖国に捧げました。これは気高き愛国者としての行動です」

ああ、なんたる勘違い。

ちなみにこのとき、カトリックの安重根に対して大韓帝国のカトリック教会の司教は冷たく命令した。

「大罪を犯した安重根にサクラメントを施してはならない」

哀れ神にも見放されたか。

そして1910年3月26日、安重根は処刑された。

ここでちょっと気になる事実がある。このことを朴槿恵大統領が知っているのだとすれば、彼女はただの馬鹿では無いといことになる。

実は安重根の死刑を執行した関東都督府の当時の都督大島義昌は、なんと安倍晋三総理の高祖父であった。なんたる奇遇か。

それから朴槿恵大統領の馬鹿さは、安重根が実は日韓の友好を望んで死んでいったことを知らない(あるいは知らない振りをしている)ことだ。

安重根は死ぬ前、親切にしてくれた日本人看守の千葉十七に語っている。

「東洋に平和が訪れ、韓日の友好がよみがえったとき、生まれ変わってまたお会いしたいものです」

なんでもかんでも反日おばさんの朴槿恵大統領に聞かせたい言葉だ。

それにしても日本人は親切だった。自国の総理大臣を暗殺した安重根が投獄されている間も、暗殺は憎むべしだが、愛国心は認めてやろうということで、タバコを差し入れたり、処刑前日にはわざわざ絹製の白装束を贈っている。

武士道というべきか。

面白いのは北朝鮮の安重根に対する評価だ。愛国心は評価するが、暗殺という手段は批判し、安重根の素性も批判している。安重根は、北朝鮮が憎むべき特権階級の両班の出だからだ。

だから『統一新報』では次の様に評価している。

「卓越した指導者にめぐり会えず個人『テロ』に頼らざるを得ず、ついには命を投げ打っても独立の念願を果たせなかった民族の風雲児」

つまり、安重根をテロリストと呼んでいる。

では日本ではどうか。実は様々な評価がされている。ある人物に操られたマリオネットだったという説もある。

ただ、彼が勘違いテロリストだったというのは、彼が殺した伊藤博文は日韓併合に対して慎重派だったとうことだ。だから安重根の暗殺は、かえって日韓併合を加速させたのだ。

なんたる勘違いか。殺す相手が間違っていた。

何しろ伊藤博文は語っていた。

「(韓国を日本の保護国とするのは)韓国の富強の実を認むるに至る迄」

つまり日韓併合には否定定期だったらしいのだ。少なくとも、韓国の将来の独立を認め、それまでの支援を行おうとしていた。

ところでこれは都市伝説めいているが、実は安重根は伊藤博文暗殺を失敗していたという話がある。

伊藤博文は確かに殺された。しかし彼に命中した弾丸はフランス製のカービン銃の弾だった。ところが安重根が撃ったのは、ブローニング拳銃という別物だったというのだ。

おまけに弾丸が命中した方角も、右上から左したで、安重根の位置からは撃てなかったはずだという。

つまり、伊藤博文を殺したのは、安重根ではなく、むしろ日韓併合を求めていた強硬論者たちだった可能性があるというのだ。

これはその後の歴史を見ると、説得力がある。

そこで今でも、安重根は事件の真相を迷宮入りさせるための駒に過ぎなかったという説が根強い。まるでケネディ暗殺に似ている。

さて、気になる中国の対応だが、習近平国家主席ははっきり言って朴槿恵大統領の提案は鬱陶しいであろう。

何しろハルビンは今、中国が敏感な少数民族が居る。まぁ、朝鮮族だが。それに安重根は中国の反日家たちの活動を活発化させてしまう可能性が有り、共産党の制御がきかなくなるとまずい。

さらに、このところテロに敏感な共産党としては、暗殺者を讃えるのも問題だ。

だから現在の中国側の反応は、朴槿恵大統領へのリップサービスかもしれないし、本当に韓国と組んで反日活動をする気なのかもしれない。

今のところ分からない。



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