2013年07月03日

アップルのiWatchの登場で、活性化するスマートウオッチとウエアラブルコンピューティング市場

2日、米紙複数が一斉に報じたところでは、Appleが「iWatch」の商標登録を世界中で申請中であることがわかった。

もう、名称からも想像出来るとおり、スマートウォッチに関する商標だろう。以前から噂されていた、Appleのスマートウォッチ参入が現実である可能性が高まっている。

例えばNew York Timesでは、iWatchの商標登録は日本、台湾、ロシア、メキシコだという。

ではどのような機能が搭載された「時計」なのか。

これもまだ噂だが、健康管理センサーが付くのではないかと言われている。脈拍などを検知し、クラウド上で管理するという物だ。

また、既にソニーが発表しているスマートウォッチのように、SNSをチェックする機能、ゲームをプレイする機能などが盛り込まれるのかもしれない。

このスマートウォッチ市場には、Googleも参入がうわさされており、もしかすると今年終盤から来年にかけて、スマートウォッチという言葉が多用されるようになるかもしれない。

このiWatchだが、日本の特許庁が6月27日に書類を公表していた。それによれば、商品区分は携帯型コンピュータや時計、コンピュータ周辺機器、GPS端末、音声認識ソフトウエアなどが上げられているらしい。かなり多彩な機能を盛り込んでいる可能性がある。

また、台湾での出願内容には、ロゴとして大文字で「IWATCH」、デバイスカラー項目に「ブラック」と記されているようだ。

OSにはiOSが搭載されるのではないかと言われている。ただ、まだバッテリーの持続時間が開発のネックになっているとの情報も流れている。

Appleのティム・クックCEOは、予告していた。

「今秋から来年にかけて驚きの新ハードウエアを発売する」

これがiWatchを示すかどうか、分からない。

さらなる情報は台湾・鴻海精密工業の関係筋からだ。鴻海精密工業には、Appleから量産の事前情報が相談されるから、情報がリークされやすい。

それによると、iWatchは曲面硝子を採用し、iOSデバイスを搭載した、ウエアラブルデバイスだという。

実際、5月にカンファレンスに出席したティム・クックCEOは語っていた。

「ウエアラブルコンピューティング市場は急速に革新が進んでいる」

ウエアラブル端末については、前述通り、ソニーのスマートウォッチ、Googleのグーグルグラスなどが既に話題になっており、ここでAppleがiWatchを投入すれば、いよいよ本格的なウエアラブルコンピューティング市場が立ち上がることになるだろう。



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