2013年04月10日

トイザらスから子供向けタブレット「MEEP!」発売:画像あり

日本トイザらスは、4月26日に子供向けタブレット端末の「MEEP!」を発売する。Android 4.0搭載の7インチタブレットだ。また、発売に先立ち、全国のトイザらスとベビーザらスの店舗並びにトイザらスのオンラインストアでは、10日から先行予約を受付開始した。

「MEEP!」の価格は1万4,999円。まぁ、手頃な価格と言えようか。

子供向けのおもちゃと言っても、その機能は一般向けタブレット端末と同様だ。ただ、保護者によるコントロールができるという点が異なるが、インターネットは勿論、ゲーム、電子書籍、チャット、アプリを楽しむことができる。

既に米国では昨年の2012年9月から発売されていた。このときは宇発売後3ヶ月で25万台を売り上げている。日本ではどうだろう。

前述したが、「MEEP!」が一般的なタブレット端末と異なるのは親が管理できる「ペラレンタルコントロール機能」が搭載されていることだ。この機能により、保護者は自分のパソコンやスマートフォンから「MEEP!」の管理サイトにアクセスして、「MEEP!」の使用制限(インターネットやアプリの制限など)を設定できる。

また、「MEEP!」を使える時間を管理したり、子供がどのように使ったかの履歴管理も可能となる。

さらにこの管理サイトからは、チャット時の友達リクエスト承認を行ったり、ブラウジング時のセキュリティーレベルの設定(2段階だが)もできる。その上、不適切な用語を含むページをブロックすることも可能で、その用語も保護者が登録可能となっている。

「MEEP!」には販売時にいくつかのゲーム(暗愚リーバード、UNOなど)や子供向けポータルサイトである「Yahoo!きっず」用ブラウザーアプリなどを含む約50種類に及びコンテンツもプリインストールされているので、購入後、すぐに遊ぶことができる。

また、面白いのはアプリやコンテンツを購入することができるがそのシステムだ。

購入は「MEEP!ストア」から購入することになる。この「MEEP!ストア」でアプリやコンテンツを購入する場合は、予め保護者が「MEEPコイン」という仮想通貨を購入しておき、子供はこの仮想通貨を利用する事で買い物ができるというシステムになっているのだ。

なお、コンテンツは「Google Play」からもダウンロード可能になっている。

また、アプリやコンテンツをダウンロードする際には、保護者の承認を得なければならない、という設定もできる。

本体のデザインも子供向けになっており、子供が握りやすい形状であるだけでなく、落としたりぶつけても耐えられるようにシリコン製のカバーで保護されている。

また、子供向けであるにも関わらず画期的なのは、タブレット端末では初めてと言われている「zForce」技術の採用だ。この技術により、指による操作だけでなく、ペン、絵筆、手袋と付けた状態でもタッチ操作が可能となっている。

デザインは記事最後の写真を参照いただきたいが、サイズは以下の通り。

縦約140mm、幅約219mm、厚み約28mm。重さは約450g。

色もバリエーションがあり、オレンジ、ブルー、ピンクの3色が用意されている。

その他のスペックとしては、RAMは512MB、ストレージ用メモリは4GB、microSDHCカードは32GBまで対応。ディスプレイは7インチで800×480ピクセルの解像度。バッテリーによる連続使用可能時間は約4時間で、Wi-Fi対応の無線LAN対応だ。

カメラも搭載されており、0.3メガピクセルとなっている。

また、インターフェイスとしては、miniHDMI、3.5mmイヤフォンジャックがある。microSDカードスロットはオプションらしい。

付属品は専用ACアダプターとmini USBケーブル。

子供の時からデジタル機器に囲まれると、どのような大人になるのだろうか。楽しみだ。

MEEP.jpg



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