2013年04月05日

JKリフレ(女子高生リフレ)っていうから、アベノミクスに貢献する女子高生かと思った…

おじさんを笑わないで欲しい。

実は「JKリフレ」あるいは「女子高生リフレ」という用語が飛び交い始めたので、すっかりアベノミクスのリフレ政策に対して、女子高生が何かしらかの貢献をする活動を示すのかと思ったのだ。

──が、全く違った。

昨今、世間で話題になっている「JKリフレ」あるいは「女子高生リフレ」とは、男性客が個室で女子高生と添い寝したり、抱きついてもらったりするサービスなのだそうだ。あるいは女子高生が手足をもんだりするらしい。

すなわち、女子校正(JK)とリフレクソロジーの合成語だった。そのような商売があることを全く知らなかった。

また、同様に話題になっている商売に、「女子校正見学クラブ」というものもあるのだという。こちらはマジックミラー越しに女子校正が下着を見せるのだそうだ。

いろいろな商売が生み出されるものだと感心する。

さて、JKリフレが何故話題になっているかというと、そのサービス内容やサービスの提供者が女子高生ということからだったが、ここでさらに話題性が高まったのは、これまでJKリフレで働いていた女子高生は「雇用者側からの被害者」という位置づけで「保護」対象になっていたのだが、5日の発表で、これが被害者ではなく、女子高生自体が補導の対象となることになったからだ。

警視庁によれば、

「アルバイト感覚で安易に働く少女に警鐘を鳴らす」

ということらしい。つまりJKリフレで働くことは、「不良行為」となった。

従って、今後は彼女たちは警察に「補導」され、保護者に連絡され、「少年補導票」というものに補導歴が記録されるようになった。

すでに少年育成課と万世橋署は、秋葉原のJKリフレ店で働いていた少女達11人を補導した。なんとそのうちの8人は15歳だった。

彼女たちは言う。

「1日に3〜4人の客を相手にし、8千〜9千円稼いだ」

うーん、労働時間当たりの収入は良いが、労働内容には見合っていないな──という問題では無い。安易な気持ちでこのような商売に手を染めることが問題なのだ。それに、中には、

「1か月で50万円を稼いだ。親にはメイド喫茶で働いているとうそをついていた」

という強者も居る。「そんなに稼げるなら…」と思う女子高生は少なくないだろう。彼女がその金で親孝行したとしても、補導される。当たり前だ。使い道ではなく、稼ぎ方が問題だからだ。

当然、店の経営者は逮捕される。労働基準法違反(危険有害業務の就業制限)による。

警視庁幹部は言う。

「児童買春などにつながる恐れがあり、軽い気持ちで店に出入りする少女らを戒める必要がある」

その恐れはあるだろう。いや、既に売春させている店もあるかもしれない。そうなると客も逮捕される。こちらは児童売春・児童ポルノ禁止法違反容疑での摘発という扱いになる。

なので、女子高生が大好きというキモイ男性諸君も、よくよく注意した方が良いだろう。

また、この度の補導の対象は、店で接客していなくても、その店のチラシを配っているだけでも補導対象となる。

それにしてもそんな店に入る男がいるのか、というと、これが結構流行っているらしい。都内を中心に増加中なのだ。前述した「女子高生見学クラブ」という早い話が「覗き部屋」も増加中だ。

以上、「リフレ」という用語に反応したところ、勘違いだったというお話し。



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