2013年03月29日

AmazonがGoodreads買収。書籍販売を促進するSNS展開を狙うか

28日、Amazon.comはGoodreadsという書籍情報を共有するSNSを買収することで合意したことを発表した。まだ買収金額は発表されていない。

AmazonはこのGoodreadsの買収で、リアルな書籍と電子書籍の購入者のさらなる確保を目指す。Amazonによれば、Goodreadsのサービスと連携することで、これまで広く知られる機会がなかった作家が読者を獲得できることを支援する仕組みを検討するという。

AmazonのKindle Content部門のバイスプレジデントであるRuss Grandinetti(カタカナ表記が分からないので、英語のままにしました)氏は言う。

「Goodreadsは書籍を見つけたり書籍について論じたりする方法を変えるのに貢献し、Amazonは『Kindle』によって世界中で読書の機会を広めるのに貢献した。加えてAmazonとGoodreadsはいずれも、多くの作家がさらに幅広い読者に知られるようになり、自らの技量でよりよい生活ができるよう支援してきた」

うーむ、日本でのサービスも行うのだろうか。だと私の電子書籍ももっと売れるだろうか…。

逆に言うと、悪い評判も瞬時で広まるため、著者の緊張感も高まり、コンテンツの質が上がるプレッシャーとなることは良い事だろう。

ところで買収されるGoodreadsだが、この会社は7年前にサービスを開始している。利用者は1600万人ので、お気に入りの書籍やそうでない書籍の情報を共有できる仕組みになっている。つまり、読書の輪を広げるためのSNSと言える。登録されている本も5億2500万冊に上るという。また、サイト内の読書会は約3万あるという。

Goodreads創始者のチャンドラー氏はGoodreads売却の理由について触れている。

「理由の1つにAmazonの「リーチとリソース」を活用すること」

同氏によれば、Goodreadsの会員は電子書籍を読む体験を求めているであろうという。それをKindleが提供できるはずだ。

また、懸念されているであろうことについてはそれを払拭する発言をブログに記した。

「重要な点としてはっきりさせておきたいのは、Goodreadsとそれを支える素晴らしいチームが消えるわけではないことだ」

また、Goodreadsというブランド名もサービス内容も継続される予定だ。

Amazon側の思惑は、自社の傘下にあるSNSで読書体験が提供あるいは共有されることで、競合他社との差別化を図ろうというだろう、ということまでは容易に想像出来る。

当然、Kindleアプリケーションにも、Goodreadsの機能を導入するだろう。

つまり、Amazonは、KindleにSNSを導入することを必要としているのだと想像できる。しかも他社との連携では無く、自社専用のサービスを運営できると言うことだ。

この狙いは良いかもしれない。例えば競合であるAppleには、ソーシャルな機能を持っていない。

さて、Goodreadsの買収は、Kindleの飛躍に役立つだろうか。注目したい。



posted by しげぞう | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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