2013年03月27日

朝鮮総連本部の競売で落札した怪僧と怪しい人脈

26日、朝鮮総連中央本部の競売で落札者が決まった。これがもう、マスコミが大好きそうな怪しげな人物だった。

実際に落札したのは個人ではなく宗教法人の「最福時」。落札額も、絶対に落とせるという額で45億1900万円だった。今回の入札下限額が21億3400万円だから、いきなり倍以上の額で必勝の勝負をかけてきたと言える。

ところがこの最福時、実は有名だった。元プロ野球選手の金本知憲や清原和博がシーズンオフに護摩行(真言密教の修行)を行った寺だった。

当然、最福時の法主(ほっす)の池口恵観師も有名で、「炎の行者」などと呼ばれている。しかもこの坊主の人脈は何かと北朝鮮と濃い(これについては後述予定)。元赤軍派議長の塩見孝也や地下経済の黒幕といわれた許永中などとも交流があり、他にも暴力団とのつながりや政界人脈もあることから、「永田町の怪僧」などとも呼ばれている。

政界では、鳩山由紀夫・邦夫兄弟が熱心な信奉者だという。また、自民党の清和会ともつながりがあり、福田赳夫、森喜朗、小泉純一郎、中川秀樹などと関係があったと言われている。

安倍晋三首相とも父の晋太郎の代から交流があるともされている。なんとも世俗にまみれた坊主である。

その強烈な人脈を持つ池口恵観が、何故朝鮮総連中央本部を落札したのか。

ちなみに池口恵観は落札物件について語っている。

「アジアの平和の場として使いたい。総連側から要請があれば建物を貸すことも検討したい」

なに?それでは結局朝鮮総連中央本部としての機能が残るということではないか?しかもこうも言っている。

「今まで中央本部にいた人を追い出すということではない。残ったところをお貸しするのはいいのではないか」

そして前述の「アジアの平和の場」について、補足している。

「ビルをそのまま残し、北朝鮮を含むアジア民族の融和と、英霊の拠点にしたい」

おやおや、なんとなく示唆しているどころではない。

ということで、もう少しこの坊主の背景を洗ってみよう。

まず、北朝鮮との関係については、実に直接的な行動が出てきた。池口恵観は北朝鮮になんども出向いているのだ。背後に北朝鮮が見える、といった曖昧な状態では無く、明確に関係ありと見るべきなようだ。

そしてその訪朝については隠すこともしていない。最福時のホームページでも記載されているからだ。最近の4年間で9回ほど北朝鮮に出向いていることが分かる。

しかも昨年の4月には、金日成主席の生誕100年の祝賀行事にも参加しているではないか。おまけに勲章まで授与されており、どっぷりと北朝鮮との交流を行っていることがわかる。隠すつもりもない。

さらに2011年には「金日成主席観世音菩薩像」なるものを北朝鮮に寄贈したらしい。どんな仏像なのか。

また、総連の許宗萬議長とも交流がある。それだけではない。よど号ハイジャックグループとも交友があり、訪朝時に会っていることも分かっている。

ここまでくると、マスコミだけでなく、誰もがこの度の落札は総連の代理行為ではないかと思えてしまう。

実際、池口恵観は北朝鮮訪問中にも、最高人民会議の幹部から、こう言われている。

「総連の建物がなくなれば日本と敵対関係になるので骨を折ってほしい」

つまり、表向きは日朝友好のために骨を折って欲しいといわれたことになっている。

それではやっぱり代理行為か、というと、池口恵観は否定している。

「資金はある程度のメドは立っている。総連側からお金が入ることはありえない」

まぁ、これだけ有名な坊主だから、金は持っているだろう。しかし怪しい。

従って、まだ物件は最福時の物になるとは決まっていない。というのも、落札者が総連と関係無いことが条件で、これから調査されるからだ。

もし、最福時が競売物件である朝鮮総連中央本部を入手した場合、実は結構安い買い物だとも言われている。

というのも、落札価格は下限の倍以上である45億1900万円だが、不動産関係者の評価では、70億前後の価値が見込まれるという。というのも、立地が良すぎるのだ。

JR飯田橋と市ヶ谷駅の間にあり、靖国神社にも近い。土地としてはマンション需要が非常に高いところなのだという。

東京地裁は整理回収機構などの利害関係者から不服がでなければ、29日に売却許可を出すことになる。

そして諸々の手続きを経て約1ヶ月後には、最福時の所有となる見込みだ。そこまで行けば、後は総連に貸与されようが構わないということになる。

この見込みに対して、公安関係者は言う。

「総連がうまく死守したという感じ」

それはぬぐえない気分だろう。

もし総連が死守したことになれば、ここは相変わらず「対日工作拠点」なのだと公安当局は見ている。

何しろ、朝鮮総連中央本部には表向きは事務総局、宣伝広報局、国際統一局といった7局の他、部署として民族圏委員会や祖国訪問事務所などがある。しかし、その内部には、非公然組織として拉致などの工作活動を担う組織があるとされている。



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