2013年01月04日

韓国初の化学的去勢命令。性犯罪が止まらない韓国

これまで韓国の性犯罪の異常な多さについて、何度か取り上げてきた。

『韓国の性犯罪は過激で止まらない。もはや去勢しかないとの意見が出始めた』(2012/12/03)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/305019997.html

『(続)韓国の破廉恥さには目眩がする。性的犯罪国家は韓国である』(2012/10/16)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/297727339.html

『韓国の破廉恥さには目眩がする。性的犯罪国家は韓国である』(2012/09/30)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/294844966.html

そしていよいよ、性犯罪の多さに手を焼く韓国は、初の「化学的去勢」判決を下した。

ただ個人的には、化学的去勢は必要はあるがそれだけで性犯罪を減少させることは難しいと思い、以前にもそのことを書いてかなりの反響があった。

『化学的去勢は性犯罪を防げるか?私はやや懐疑的なのだが。』(2010/03/25)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/144582554.html

さて、この度、性犯罪大国である韓国で初の化学的去勢判決が下されたのは30代(31歳と明記した記事もある)の男性だった。男はバリスタ(コーヒーを淹れる専門職みたいなもの)だという事は何故か報道されている。

この男を各種報道では頭文字で表しているので、ここでもそれにならいHとする。

Hが性犯罪へ向かうきっかけは、スマートフォンに出会い系チャットのアプリケーションを入れたことで、これが2011年の事だったという。

Hは早速その年からチャットを活用し、その年の11月から7ヶ月の間に、5人の女性に会った。いずれも10代だという。そして6回の性交渉を持つことに成功した。

まぁ、これだけでも犯罪なのだが、Hはこのとき、女子学生達の裸を写真や映像に撮って脅した。

「言うことを聞かないとインターネットで広める」

そう脅迫しては、性的暴行を加えるに至った。

そして昨年の8月、ソウル南部地検はHを性暴行犯罪処罰法違反容疑で逮捕し、起訴した。その起訴内容に「性衝動薬物治療(化学的去勢)」命令の請求が含まれていた。

この請求は、韓国で検察が請求した最初の事例となった。


そして今年の1月3日、ソウル南部地裁はHに懲役15年を言い渡した。それと同時に、「性衝動薬物治療(化学的去勢)」3年も命令した。他にも20年間の位置追跡電子足輪付着や、個人情報の10年間公開、さらに性暴行治療プログラム200時間の履修を命じている。

これはソウル南部地裁がHに対して、性的倒錯者であり、再犯の危険があると認めた結果となった。「性暴力犯罪者の性衝動薬物治療に関する法律」が実施されたのが2011年7月だったので、約2年6ヶ月ぶりの判決となる。

裁判所は言う。

「被告が同じ犯罪の累犯期間に多数の被害者を相手に犯行をした」

ことを指摘し、

「歪んだ性意識を持っているうえ、性欲過剰障害を自ら統制できない状態と判断される」

と判断し、さらに

「青少年の性を買って強姦し、その場面を撮影して脅迫までするなど罪質が極めてよくない」

ことを指摘した。

3年間の性衝動薬物治療では、3ヶ月毎に「ルクリン」などの性ホルモンを抑制する薬物治療を受けると言うことだ。これが化学的去勢である。こんな治療は薬が切れたらどうなるのか。反動でさらに性的衝動が激しくなることはないのだろうか。

従って本当の去勢でも良いと思うのだが、とりあえず身体的に除去するというのは、さすがの韓国もまだ野蛮だと判断しているのだろうか。

上記判決に対し、ソウル南部地裁のファン・スンテ公報判事はコメントした。

「断固たる処罰の意志が反映されたとみられる」

韓国で現在裁判所が審査中の化学的去勢命令請求事件は、最高検察庁によると6件有るという。いずれも最近のもので、昨年の9月から12月にかけて、大田地検・ソウル北部地検・光州地検・釜山地検と相次いで請求している。

ちょっとよく分からなかったのは、ソウル北部地検と光州地検が請求している事件だ。これらは両方とも性的虐待を受けたのが男性である。男性といっても抵抗力の有る大人ではなく、子供だったため、検察は小児性愛・性的倒錯患者と判断している。

このような同性に対する欲望にも化学的去勢が効果的なのかどうかは知らない。何か違う気もする。そういう意味でもこの2つの事件は注目されているらしい。

以上の様に、韓国では本格的に化学的去勢が実施されることになり、その効果があるかどうかの実験にもなるであろう。

また、薬物の効果が切れたときに、同時に行われる性暴行治療プログラムの効果も分かるかもしれない。

いずれにせよ、これだけで韓国の凄まじい多さの性犯罪が沈静化するとは思えないが、何もしないよりはましだともいえる。

もっと根本的に、なぜ、韓国が国際的にも異常に性犯罪が多いのか、その原因が追及されない限り、韓国の性犯罪は減少するとは思えない。

以前の記事でも書いたが、単に性欲が旺盛というだけでは、性犯罪に走らないからだ。単なる女好きが性犯罪に走るとは言えないのだ。

性犯罪を犯す者には、おそらく性的な衝動を抑えるために、通常の男性には備わっているはずの何かが欠落しているのではないか。

そんな風に思えるのだ。

以下、韓国の性犯罪に関する記事と、化学的去勢に関する記事です。

『韓国の性犯罪は過激で止まらない。もはや去勢しかないとの意見が出始めた』(2012/12/03)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/305019997.html

『(続)韓国の破廉恥さには目眩がする。性的犯罪国家は韓国である』(2012/10/16)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/297727339.html

『韓国の破廉恥さには目眩がする。性的犯罪国家は韓国である』(2012/09/30)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/294844966.html

『化学的去勢は性犯罪を防げるか?私はやや懐疑的なのだが。』(2010/03/25)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/144582554.html



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