そもそもデフレ時の消費税は正しくないソリューションなのだが、今回はその話は脇に置いておく。
以前、野田佳彦首相が非常に重い病にかかっているという記事を投稿した。
『野田佳彦首相はかなりやばい病気だ。早く入院させた方が良い。(またまた恥ずかしい動画あり。)』(2012/01/16)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/246465483.html
が、残念ながら、未だに彼は隔離されていない。非常に危険だ。
30日の午後。参院本会議で各党代表質問が行われた。そこで、野党は野田佳彦首相に、年金抜本改革の財源試算を含む具体案について公表せよ、と迫った。当然だ。国民にも知っておいてもらわねばならないし、野党としても協議のしようがない。
ところが、驚いたことに(毎度のことだが)、野田佳彦首相はその公表を拒んだ。
「社会保障と税の一体改革の素案で、新しい年金制度の基本的な考え方を示している」
といった抽象的なことばかりを繰り返している。上記は自民党の中村博彦氏への答弁だ。
これに対し、中村博彦氏は言う。
「年金財源の試算も公表せず、抜本改革についても何ら将来像を示さず、何のための一体改革なのか」
ごもっとも。また、公明党の山口那津男代表からも指摘された。
「出し惜しみ、先送りの必要はない。すでに制度設計の基本も、試算もできているだろう」
と言って、やはり試算の公表を迫った。
「国民は現行制度に基づく素案と、抜本改革を比べて消費税の負担がどうなっていくのかを知りたがっている」
ごもっとも。しかし頭の病だから仕方がないのだが、野田佳彦首相は社会保障・税一体改革について熱く語る。
「この政権で成し遂げなくてどの政権で成し遂げられるのかと思う」
早く医者を呼べ。国会は救急車を呼ぶべきだった。議論にならないではないか。
それでも野党はまだ、野田佳彦首相を一応正常な人間として扱い、消費税10%の協議を行うためにも、試算を公表せよと迫った。
すると野田佳彦首相は毎度同じことを言う。病気だから仕方がない。
「(野田政権がまとめた一体改革の)素案に、民主党が主張してきた姿を描いている」
さすがに温和な山口那津男代表も野田佳彦首相に言い渡した。
「政治不信を増すばかりだ。民主党政権にもはや正当性はない」
ごもっとも。山口那津男代表は次の様にも言っていた。
「(野田佳彦首相は)ひとり合点のように『試算は出さない』と言っているが、野田総理大臣は逃げており、みずからの年金案を隠している印象だ。民主党が主張する年金制度の抜本改革が示されないかぎり、一体改革はできない」
そして、
「一体改革を部分的に言われても、国民が納得できるかみ合った議論にはならず、与野党で協議に入る環境には到底なっていない。われわれは、全体像が示されてから一体的に議論するよう求めており、野田総理大臣みずからが環境を整えてほしい」
ごもっとも。今回は相づちが多くなっているが、質問者に付け足すべきことがない。
野田佳彦首相は、「2015年10月までに2段階で消費税を10%あげるというこの割合には影響しない」と試算結果を見せもせずに言っている。だったらぐだぐだ言わずにさっさと見せればよい。
しかし、昨年の春。民主党内では、新制度への移行が完了するには、消費税を10%引き上げるだけではなく、さらに1.7%から4.4%の引き上げが不可欠だという結論を出している。このこととの整合性が合わなくなってきているのではないか。ならば正直に公表せねばなるまい。それを、隠蔽するという。
しかし野田佳彦首相は、山口那津男代表に言った。
「15年の段階で消費税の上げ幅に影響を及ぼすほどの大きな追加財源が必要になるものではない」
民主党は堂々と嘘をつく。国民は皆、知っている。
成行を見ていた自民党の大島理森副総裁はあきれた。
「試算を公表して国会で議論すべきだ。隠蔽体質をただす」
まぁ、民主党というのは、公約違反や隠蔽が十八番の党で、詐欺集団だということが分かっている。
そもそも2009年の衆院選でのマニフェストで宣言していた「年金制度を一元化し、月額7万円の最低保障年金を実現する」について、そのために増税するなどとは言っていなかった。
それにしても野田佳彦首相の病は深刻だ。さんざん野党に正論で責められたあげくに以下の言葉を吐いた。
「与野党がすべての世代の国民に果たすべき政治の責任であると確信をしている」
頭がおかしいのは明確だ。救急車を呼ぶべきだ。
いや、野田佳彦首相だけではない。民主党執行部は全員頭がおかしい。
経済ジャーナリストの荻原博子氏がずばり言っている。
「見え透いた選挙対策で臭いものにフタをする愚行は、民主党お得意の背信行為以外の何物でもない」
そもそも野党や世論があっけにとられたのは、公的年金を一元化し、月7万円の最低保障年金を導入するという年金抜本改革案を民主党が掲げたが、そのためには「消費税10%とは別に」、さらに「最大で7%の増税が必要」だという試算が報道されたことがきっかけだ。
それだけではない、内閣府は国際公約として「2020年度の財政健全化目標を達成」を勝手に約束しているが、その国際公約を守るためにはさらに16%、つまり消費税を20%以上にする必要がある、という試算が報道されてしまった。
これには国民は驚いた。その驚きを野党は感じ取った。
それにしても、野田佳彦首相の嘘だらけの答弁はまだまだ続く。野田佳彦首相は民主党が野党だったときに、自民党を責めて以下の様に演説していた。
──野田佳彦首相の演説から抜粋──
その一丁目一番地、税金の無駄遣いは許さないということです。
天下りを許さない、渡りは許さない。
それを、徹底していきたいと思います。
消費税1%分は、二兆五千億円です。
十二兆六千億円ということは、消費税5%ということです。
消費税5%分のみなさんの税金に、天下り法人がぶら下がってる。
シロアリがたかってるんです。
それなのに、シロアリ退治しないで、今度は消費税引き上げるんですか?
消費税の税収が二十兆円になるなら、またシロアリがたかるかもしれません。
鳩山さんが四年間消費税を引き上げないといったのは、そこなんです。
シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。
そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです。
徹底して税金の無駄遣いをなくしていく。
それが民主党の考え方です。
──ここまで──
上記の演説の模様は、以下の動画で確認できます。
また、野田佳彦首相の病気に関する投稿は以下の通りです。ご参考ください。
『野田佳彦首相は、詐欺師であり民主主義の破壊者であり、亡国の徒である。(野田氏が隠したい動画有り)』(2012/01/04)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/244220471.html
『野田佳彦首相はかなりやばい病気だ。早く入院させた方が良い。(またまた恥ずかしい動画あり。)』(2012/01/16)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/246465483.html
『野田佳彦首相は財務相のホームページなど見たこと無いだろうなぁ。消費税増税が税収を下げるなんてしらないだろうなぁ。』(2012/01/16)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/246537107.html
全く御意でございます。
ところでちょっと驚いたのは、昨日(だったかな?)と今朝の読売新聞(ゴミ売り新聞とも)に、以下の本の広告が大きく掲載されたことです。
『消費増税亡国論 三つの政治ペテンを糺す!』植草一秀 (著)
『財務省のマインドコントロール』江田 憲司 (著)
両著とも、読売新聞が煽っている消費増税や財務省方針とは真逆の内容の本です。
読売新聞も、財政上、これらの広告を掲載せねばならない程、追い詰められているということですかね。
小沢さん が 今の消費税で 国が 運営できるというなら
やってほしいと思う。私です。小沢さん もし 5%で 国が運営できない場合〜国民はどう思うか〜嫌がらせ〜バッシング〜
小沢さんが 東大法学部〜2浪〜ネットは すごいですね。
政治研究会(名前検討中 小沢一郎を語る会
人生研究会(名前検討中
小沢さん 学生時代 内公的だったんですね
めくりめく人生。仕事とは 人生とは
小沢政治生命の一分
ちなみに、私なら国の運営は、消費税0%でもできると言います。まぁ、政治家ではないので、この発言には責任が発生しませんから気楽なものですが。
要するに、所得税を1983年以前の税率に戻す。それだけでかなりの税収になります。本当はついでに宗教法人に税を課したい。
また、社会保障費が足りないといいますが、たかだか年に1兆円しか増加していません。これなど、租税収の2.5%程度ですから、足りない分は名目GDPが2.5%成長すればおつりが来ます。
つまり、増税は税収を減少させますが、経済成長は税収を(増税することなく)増加させます。それも一気にです(税収弾性値)。
今、大切なのは、増税では無く、経済成長です。その為には減税し、財政出動し、金融緩和すればよいのです。円高も一気に解消しますよ。
内国債は無限に発行出来ます。貯蓄額が上限というのは嘘です。ここでは詳しく述べませんが。
常識だと信じ込まされていることが、実は増税の為のデマだと知ることが大事だと思います。