2011年08月03日

蚊取り線香ではダメなのか?靴下の悪臭で蚊を捕獲するタンザニア

タンザニアではマラリア撲滅のために、媒体となる蚊の撃退を目指した研究が行われている。

研究者の一人であるフレドロス・オクム氏は、この目標のために、イファカラ衛生研究所で、ある溶液を開発した。

この溶液は、人の足の臭い、簡単に言うと、靴下の悪臭を発する。

どういうことかというと、蚊は人の発汗などにより出される乳酸などの物質を目標に獲物を探しているという。そこで蚊の好む物質を化学的に合成して、蚊を集めれば良い、という発想に至った。

日本では蚊を駆除あるいは寄せ付けない方向で考えるがタンザニアでは逆だ。蚊を集めて殺すという。

この化学物質である溶液は臭い。フレドロス・オクム氏は言う。

「この研究をしている最中に誰かが研究室に来たら、サッカーをしてきたばかりの人がいると思ったに違いない」

それほど臭い。蚊だけに分かる臭いの開発ができなかったものだろうか。まぁそれは置いておき、この溶液が蚊を引きつける力は、人の4倍だという。つまり、人がいるところでも、この溶液があれば、蚊はそちらに集まるというのだ。

この溶液をセットした「蚊取りボックス」には、太陽光発電により回転するファンが付いており、それが臭いをまき散らすという(なんだか迷惑だ)。

その臭いに誘われて「蚊取りボックス」に飛び込んだ蚊は、中で化学薬品により殺される。

なお、この研究はビル・ゲイツ会長夫妻が運営する慈善財団などから助成を受けており、その学は77万5000ドルに達する。

しかもこの研究を笑ってはいけない。切実な背景がある。

アフリカでは年間に約80万人がマラリアで死亡しているのだ。その状況が有るために、研究チームは、2年以内に実用化を目指している。

しかし日本ではもっと凄い研究が行われていることを以前投稿した。

『蚊に刺されてマラリアを防ぐ?バイオテクノロジーの逆転の発想』(2010/3/31)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/145231612.html

どちらにしても、実用化までは、蚊取り線香を利用したらどうだろう。




posted by しげぞう | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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