2011年07月16日

自浄能力を持たない民主党

15日、国会内で菅直人首相の即時退陣を求める決起集会が行われた。

が、結果としてはしょぼかった。

決起集会を開いたのは、民主党の吉良州司、長島昭久衆院議員らだ。400人の党議員に参加を呼びかけたのだが、集まったのはたったの32人。

だめだこりゃ──と思わざるを得ない。

そもそも、こんな盛り上がりに欠ける決起集会ごときで退陣する菅直人首相ではない。あの男が凄まじい権力亡者であることを忘れてはならない。首相の座を維持するためには恥知らずな振る舞いも、詐欺行為も行うという、なりふり構わない執着心に、こんなささやかな決起集会がなんの効果があるのか。

誰も居ない草原で叫んでいるようなものだ。

西岡武夫参議院議長も言っているではないか。不信任案を出すべきだと。

決起集会というにはあまりに寂しいが、それでも吉良州司衆院議員は言うことは正しい。

「思いつきの政策で日本の経済を破壊させかねない首相にこれ以上、続けてもらうわけにはいかない」

そして長島昭久衆院議員の言うことも間違ってはいない。

「党執行部は太陽政策だが、我々は北風政策で行く。首相を選んだ責任がある民主党議員が退陣を突き付けることに意味がある」

一方、当の鉄面皮の菅直人首相だが、相変わらず飲み屋での雑談レベルの無責任な発言を繰り返している。

「(脱原発は)私個人の考えだ。」

13日での脱原発方針は、原発依存度を高めようと原発を推進してきたこれまでの国家のエネルギー政策の一大転換を示す発言だったが、今になって戯れ言だったと言い出したのだ。

何事も独断で軽率な発言を繰り返してきたこの男だが、相変わらずと言うべきか。こんな男を首相に居座らせておいては日本の恥であるばかりでなく、本当に国家の危機である。

そもそも、菅直人首相は就任当初(2010年6月)には、こんなことも言っていた。

「1に雇用、2に雇用、3に雇用」

さて、いまではすっかりどこかに行ってしまった方針だ。日本の経済は、増税方針とともに悪い方向に向かっている。復興もままならない。

増税を撤回することなく、国民受けする脱原発を口にしてはみたものの、実はさほどの信念も無かったわけだが、おそらく大方の国民にとっては予想していたとおりだろう。

岡田克也幹事長が、

「第3次補正予算編成は新体制で行う」

と言っているのもなにやら虚しい。

そして、このたびの若手議員による決起集会が行われるに至った。

集会では、民主党の規約として代表リコール制度を設けるべきとの意見も出たが、そのような悠長なことでよいのか。

もはや民主党に自浄能力はない。

かといって、最大野党の自民党もなすすべがないのかおとなしい。参院での問責決議案提出はどうなったのか。

ただ、石破茂政調会長は、もう一度内閣不信任決議案を提出すると言っている。

「今までとまったく違う事態が起きたら出すこともある」

と、同じ国会での再提出が認められていない(一事不再議)ことを慣例に過ぎないとしている。

国難の時だ。慣例に縛られずに行動すべきであろう。



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