2011年04月25日

ああ、先が見えない。揺らぎだした民主党の内部。

以下のブログ記事で、民主党内の菅批判やら菅降ろしやらの動きが活発になっている模様を紹介した。

『小沢一郎元代表、菅政権を批判』(4/16)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/196086544.html

『菅直人を見捨てようとする動き』(4/23)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/197290732.html

特に小沢一郎元代表が支持派議員との会合で、菅直人首相を批判した文書を配布したことで、民主党議員たちが、改めて自分の立ち位置を考え直す気持ちを加速させているかもしれない。

小沢一郎元代表を支持する議員達の間では、既にコンセンサスがとれていると思われるが、それ以外の民主党議員も、身の振りようを決めておかねばならないだろう。

すっかり菅直人首相の壁武者のように働いていた枝野幸男官房長官でさえ、時折微妙な物言いを始めている。

小沢一郎元代表らによる菅批判について、枝野幸男官房長官は明確に反論していない。

「やむをえない。真摯に受け止めたい」

やむをえない──つまり、菅直人首相は批判されても仕方のないていたらくだと認めている。

また、復興増税に関するコンセンサスも取れているかどうか微妙な発言をしている。

例の復興構想会議の初会合で、唐突に増税を宣言したお調子者(ではすまないが)の五百旗頭真議長の発言についても、枝野幸男官房長官は次の様に流している。

「最終的に責任を持って決定するのは内閣であり国会だ」

これは復興財源は増税でまかなうと明確に発言している岡田克也幹事長とは距離を置き始めているようにも思える。枝野幸男官房長官の立場であれば、岡田克也幹事長と同じ意欲を見せても良さそうなものだからだ。彼の中で微妙に変化が起きているのだろうか。

また、もう一人、菅直人首相と同じ方向を見ていたはずの閣僚である蓮舫行政刷新相も微妙な立ち位置に移動しているかのようなコメントを寄せている。

「増税ありきですべてを決めていくという順番ではない」

先走ってしまった五百旗頭真議長がお馬鹿に見えるではないか。こいつとは親しくはないからね、と皆言い出したように見えてしまう。

それにしても、復興やら原発事故の沈静化やらが遅々として進まないのに比べ、震災直後から増税論議だけは活発という、国民に冷淡な内閣であることにほとほとあきれてしまう。

しかし復興予算もいまだに決まっていない。もう40日もたっているというのに。

それにしてもこの五百旗頭真議長は馬鹿っぽい。その結果、復興構想会議も馬鹿っぽくなっている。

「がれきの山を使って『希望の丘公園』を作ってはどうか」

五百旗頭真議長は馬鹿っぽさ丸出しの提案をしている。そんなことを話し合う会議なのか?復興の優先順位がまるで見えていない。子供が砂場で遊んでいるような発想だ。

そのがれきがどれほどの悲惨さを象徴しているのか分かっているのだろうか。

もっとも、この提案にたいしてまともに異議を唱えている建築家の安藤忠雄もこの場にはふさわしくない。

「(行方不明の)子供がいるかも分からないところに町はできない。『鎮魂の森』にしたらいい」

似たり寄ったりだ。そんなことより議論を行うべき課題が山積みだろう。

もう、こんな復興ゴッコはさっさと止めさせたらどうか。以前も以下の記事で書いたが、馬鹿が3人よっても馬鹿が3倍になるだけだ。けっして文殊の知恵とはならない。

『どさくさ紛れの復興増税。これこそショック・ドクトリンではないか。』(4/17)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/196255442.html

まだ財源が定まらない。間抜けだ。今の政府は本当に被災者を救い、被災地を復興させる気があるのだろうか、と疑問を持ってしまう。

一次補正予算もこれから提出だし、本格的な復興財源を打ち立てる二次補正予算については全く財源のめどが立っていない。

繰り返すが東日本大震災が起きて、既に40日が過ぎている。被災者の状況や被災地の状況を理解できていないのではないか。

もはや政府は仮死状態ではないか。

そのような中、統一地方選挙だけが行われた。

民主党の劣勢にたいし、もし管降ろしすら行われないのであれば、もはや民主党に自浄能力はなく、これまで期待されていた小沢一郎元代表にしても、期待はずれであったと有権者を失望させることは間違いないだろう。

小沢グループと鳩山由紀夫前首相グループが協力する姿勢を明らかにすれば、野党は内閣不信任案の提出を行うかもしれないのにだ。

但し、それが成功しても、ねじれ国会は解消されず、政策がどの方向に進むのか、見てて来ない。

この国難に、なんたる不幸か。



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