2011年04月23日

菅直人を見捨てようとする動き

21日、民主党の前原グループが国会内で定例会合を開いた。前原誠司前外相や仙石由人民主党代表代行らをはじめ、二十数人が出席したた。

そして、その中にいた仁木博文衆院議員が同グループ内で非難されている。

何故非難されているのか。それは仁木博文衆院議員が前日に小沢一郎元代表に会っていたからだ。

前原グループは小沢一郎元代表を批判している側の議員達の集まりだ。その中の一人である仁木博文衆院議員が小沢一郎元代表に会っていた。このことを同グループの議員達は懸念している。

「軽率だ」

「挙動不審だ」

そして、

「小沢グループの倒閣運動に利用される」

という批判がでている。

仁木博文衆院議員は前日、小沢一郎元代表と会って何を語っていたのか。

ずばり、菅政権の対応についての意見交換だったという。

その会合での同席者は、小沢一郎元代表が次の様に語ったという。

「国難だし、民主党の情勢も厳しい。このまま何もしないと後世の人に『何をやっていたのか』と言われるので、行動しなければならない」

報道では、この面会は小沢一郎元代表から働きかけたという。小沢一郎元代表を指示する若手議員で構成されている「北辰会」経由で接触があったらしい。

そもそも私もこの仁木博文衆院議員のことなど良く知らなかった。公式ホームページを見ると、40代半ばとはいえ、その風貌も冴えない。しかも前原グループでは1年生議員だ。

仁木博文衆院議員は2009年の第45回衆議院議員総選挙に民主党公認で出馬している。しかし、徳島3区で自由民主党の後藤田正純に敗れた。ただ、重複立候補をしていたため、比例四国ブロックで復活当選している。

この様な議員が何故小沢一郎元代表と面談していたのか。

実は仁木博文衆院議員には、前原グループの一員としての他に、仙石由人民主党代表代行の「子飼い」と言われる面を持っている。同じ徳島出身で、長年仙石由人民主党代表代行の秘書を務めていた人物なのだ。

そのことが、前原グループ内ではさらなる憶測を呼んだ。

すなわち、仙石由人民主党代表代行が小沢一郎元代表と近づこうとしているのではないか、という憶測だ。

仁木博文衆院議員は、仙石由人民主党代表代行の使い走りとして、何かしらのメッセージを携えて小沢一郎元代表に会った可能性があるというものだ。

小沢一郎元代表排除の急先鋒である仙石由人民主党代表代行が小沢一郎元代表とどのような利害関係があるのか。

「やっぱり菅直人は駄目だな…。」

前原グループの中堅議員の話では、東日本大震災と福島第1原発の事故に対する菅直人首相の対応ぶりを見た仙石由人民主党代表代行は、「こりゃだめだ。」と失望したらしい。

かといって、国難を乗り切るために小沢一郎元代表と手を組もうなどという志の高い話ではないらしい。

「焦っている」

ということらしい。仙石由人民主党代表代行は菅直人首相との心中を避けるために動き出したのではないか。

例えば彼は、独自で原発の設計士らを集めているという。福島第1原発の事故に関する情報分析を行っているらしい。

なぜそのような動きをしているのかというと、どうやら枝野幸男官房長官が原発関係の情報を仙石由人民主党代表代行に提供していないらしい。良好な関係を維持できていないらしいのだ。

そのため、仙石由人民主党代表代行は独自の情報収集と分析を行っているという。

それに、東北の復興利権にも絡むためには、東北の利権におそらく関係が強いであろう小沢一郎元代表とも絡んでおこうと思っているのではないか、という憶測も官邸には流れている。

小沢一郎元代表が菅政権を倒すために仙石由人民主党代表代行を利用しようとしているのかどうかは分からないが、この様な動きまで憶測されているようでは、菅直人首相の民主党での立場も、いよいよ怪しくなってきたということか。



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