2011年02月17日

有権者が選んだ民主党を取り戻せるか

以前このブログで以下の記事を投稿した。

『民主党を腐らせる菅直人、腐らせまいとする小沢一郎』(2/11)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/185453225.html

『仙石由人代表代行も民主党を腐らせようとしている』(2/13)
http://newsyomaneba.seesaa.net/article/185767234.html

いずれも、菅直人首相が率いる現在の民主党は、有権者に約束したマニフェストを簡単に反故にし、国民以外の方向を向いている政党になってしまった。

このような民主党にしたのは、菅直人首相とその閣僚たちである。そして彼らを操っているのは、おそらく財務官僚を中心とした官僚勢力と、経団連を中心とした財界(大資本)であろうと推測される。

しかし、民主党のなかで、公約を守ろうと踏ん張っている議員たちもいた。その代表格である小沢一郎元代表は、菅直人首相を操る勢力により、犯罪者の汚名を着せられようとしている。

もはや孤軍奮闘か、と思っていたところに、民主党の16名の議員が立ち上がった。

小沢系の衆院議員が岡田克也幹事長に対し、会派離脱届けを提出した。この場合の会派とは、衆院最大の会派である民主党・無所属クラブだ。

そしてこの16名は、新しい会派を横路衆院議長に届け出た。新しい会派の名称は、「民主党政権交代に責任を持つ会」という、そのものずばりの名称である。

そう、菅直人首相並びに閣僚たちは、政権交代に託された有権者の意思をまるで無視している。民主主義の破壊者たちと呼んで良い。犯罪者たちだ。

新会派は渡辺浩一郎衆院議員が会長となり、豊田潤多郎氏会長代行である。笠原多見子氏は幹事長に就いた。

彼らは記者会見にあたり、「本来の民主党の姿とはかけ離れた今の菅政権にはもう黙ってはいられない。みすみす旧来からのしがらみにはまり込み、無原則に政策の修正を繰り返す菅政権に正当性はない。我々は今こそ、「国民生活が第一」の政策を発信し、国民の信頼を取り戻していかなければならない」と書かれたペーパーを配布した。

非常に分かり易く、正当な主張である。

そして記者会見では、現在の民主党に対しての造反の意思すら見せた。

おそらく離党の覚悟もあるだろう。ただ、民主党執行部はそれを望まないはずだ。議席が減ってしまう。

もしもこの16名がどのような手続きかはともかく、党を離れることがあれば、民主党はどうやっても衆院で3分の2など及ばなくなる。

岡田幹事長は「党の所属議員だけに会派離脱できないのは明白であり、理解に苦しむ」と言うが、会派は必ずしも一党一会派である必要はない。複数の党が統一会派をつくることもあれば、一つの党内に複数の会派があってもよいはずだ。

ともかく、さすがの菅直人首相も、この事態には焦っているはずだ。これでは増税を始めとする、財務相や資本家よりの政策が実行できないではないか。国民の隷属化こそ目的であるにもかかわらずだ。

さて、16名は高らかと宣言する。

「今の菅政権は、国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない」

「菅政権は国民との約束、マニフェストを捨てた」

「無原則に政策の修正を繰り返す菅政権に正当性はない」

「菅政権が本来の民主党の政策を捨て、本来の民主党の政治主導を捨て、本来の民主党の国民への約束を捨て去って省みないならば、国民が願いをかけた本来の民主党そのものを捨て去ることになる」

まったくその通りである。菅直人首相並びに閣僚たちに反論はできまい。

正論を唱えた「正しい」議員たちは以下の通りだ。

(敬称略)

渡辺浩一郎、豊田潤多郎、三輪信昭、熊谷貞俊、菊池長右ェ門、高松和夫、笠原多見子、水野智彦、渡辺義彦、石田三示、川口浩、石井章、大山昌宏、小林正枝、相原史乃、川島智太郎

岡田幹事長は早速取材で訳のわからないことを言い始めているが、それについては別の機会に触れたい。



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