2011年02月16日

気迫が虎をも退ける。夫を虎から救った妻。

12日の朝。マレーシアのジャングルの中でのこと。

60代の男性がリス狩りをしていた。すると、近くの葉がこすれ合う音がした。

その原因に気付いたときは既に遅かった。虎が近づいていたのだ。

虎は男性に飛びかかった。男性は木に登ろうとしたが、虎の爪にとらわれ、もはや食いちぎられようとしていた。

それでも虎の口をよけながら、懸命に助けを呼んだ。

その叫び声を聞いて助けに駆けつけたのは男性の妻55歳だった。あまりにも非力な助っ人だ。

夫人の手には、スープ用の大型スプーンが握られているだけで、銃などの武器はなかった。

しかし、夫を助けねば、という必死の思いで、冷静に力関係を推し量ることもなく、とっさにそのスプーンで虎の頭を叩いた。

もはや気迫の問題である。野獣には理屈は通用しない。

そして、予想外の攻撃を受けて面食らったのか、虎は男性を解放し、ジャングルに逃げていった。

男性は膝、頭部、首を負傷し、病院に搬送されたが、翌日から容体は安定しているという。

妻のとっさの行動と気迫が虎を走らせた。

ちなみに、このジャングルはオランアスリが暮らす森林だ。オランアスリとはマレー半島に住む人々で“人々の起源”や“始めの人々”を意味する呼び名らしい。原住民といったところか。

しかし、かれらでさえ、虎に襲われたことはないというから、希有な出来事だったのだろう。

話は変わるが、このオランアスリと呼ばれる人々は、6500種類以上の植物を、病気の治療に役立てているという。我々の感覚では漢方薬に近いか。






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