これはアイディア。子供の成長を早送りの動画で振り返る。

親が子供の成長ぶりをビデオに撮影するという風景は、ごく普通に見られるようになった。誕生日、運動会、父兄参観、卒業式など、いろいろなイベントごとに撮影したビデオは、確かに子供の成長記録だ。

しかし、その成長というか変貌ぶりを、もっと高速で実感できる手法があった。

これはある父親が、娘の姿を生まれたばかりのときからほぼ毎日カメラで撮影し、それを1分25秒のビデオにまとめたのだ。これが新しい成長記録の手法となり、YouTubeにアップしたところ、大変な人気を呼んだ。

実際の動画は記事の後に貼り付けてあるので、実際に見ていただければその人気の理由がわかるだろう。

被写体となった女の子はナタリー・スターティングちゃんで、現在10歳。閲覧者はこのニュースが流れた時点ですでに250万人となった。半端ではない数だ。

おそらくこの子の父親は、この後も娘が家から出て行くまで撮影するだろう（あるいは娘が反抗期になって拒絶するまでか？）。

そうすれば、例えば結婚式などで流せば、親子ともに、また友人や新郎も、彼女の成長の過程を見ることができ、かなり感動的なのではないか？

ただ、このスピード感は、ちょっと怖い面もある。それは、この成長の延長上に老化と死が想像できてしまうためだ。ちょっと切なくなったり、無気力になる可能性もある。

写真のモデルはナタリー・スターティングさん（１０）。ビデオの閲覧者はすでに２５０万人を超えた。子どもの成長を記録した「柱の傷」のユーチューブ版というわけだ。

ただ、この手法は、子を持つ親の間で流行るかもしれない。

もちろん、ペットでも応用できる。

その画像がこれ↓