2010年12月16日

ヤスデは嫌い。しかも毒物を発生するなんて。

良くある話だが、先月(11月)の21日に、JR指宿枕崎線では、大量発生したヤスデにより、車輪が空転し(うぇ、気持ち悪い)1時間以上も遅れたというトラブルがあった。

そのヤスデは外来種の「ヤンバルトサカヤスデ」。日に日に日本での生息範囲を広げている。

このヤンバルトサカヤスデは、元々台湾の種だが、どうやら沖縄経由で日本に入ったのではないかと見られている。

奄美諸島、九州、そして関東でも見つかっている。おお、実効支配とはこのことか。

観葉植物の土や、堆肥、建築資材などに付いて国内に持ち込まれたのだろうと推測されている。

このヤスデは農作物には被害を出さない。しかし、大量に発生して住居に入り込むことがあり、その光景はぞっとする。

注意が必要なのは、ムカデ退治で使われる手法と同じ、熱湯を掛けたり火を付けたりした場合だ。

なんとそのようなことをすると、このヤンバルトサカヤスデは体内から毒性のある青酸化合物を揮発させる。うっかりそれを吸ってしまうと、頭痛、下痢、吐き気に見舞われることになるのだ。

一戸建ての場合であれば、アルミ製の「ヤスデ返し」が有効だそうだ。ヤスデはこのアルミ板を上れない。

被害の多い南九州では、すでに270万円を投入して駆除剤の配布といった対策を行っているが、まるで追いつかないという。

鹿児島県では、化学メーカーのサンケイ化学と共同で駆除剤の開発を急いでいる。しかし、同社の研究開発部長は言う。

「絶滅させるのは不可能だ。いかに発生源を壊滅し、増殖させない環境を作るかが大切」

ただ、研究の成果は出始めている。

モロコシ草やドクダミ(どこでもある)が、このヤスデを遠ざける成分を持っているのだ。実用化へのめどが立ったと言える。

すでに関東にまで生息地域を広げているため、国の対策も待たれている。

私が住む集合住宅でも、雨上がりにヤスデが発生しているのを見たことがある。

気持ちの良いものではない。
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