2010年03月25日

化学的去勢は性犯罪を防げるか?私はやや懐疑的なのだが。

南米はアルゼンチン西部のメンドーサ州(面倒さ?)で、化学的去勢を性犯罪者に施すことを許可した。

これは強制措置ではなく、あくまで受刑者や有罪が確定した被告が自主的に申し出た場合に対する許可だ。

ただし、この科学的去勢を受けた者は減刑となる。

この化学的去勢とはどのようなものかというと、ある種のやくぶつを注射することで睾丸を萎縮させるのだという。それだけでも性的衝動を抑える効果がある──とされる、というもので、まだそれほど確実な効果が保証されているものではなさそうだ。

それっでもすでに強姦で有罪になっていた11人がこの施術を受けることに同意することで減刑されているという。

同州では、この科学的去勢の社会的意義として「薬品によって性的欲求を抑え精神的な治療も含めることで、再犯の恐れをなくして受刑者の社会復帰を促せる」としている。

確かに、性犯罪者にとっては社会復帰の活路を見いだすことが可能になるし、社会にとっても、この化学的去勢の効果が間違いないものであれば、性犯罪減少に役立つ立つという意味を持つだろう。

しかし、一部の専門家は、この科学的去勢の効果があくまっで相対的(前よりましということか?)であるため、性犯罪が再発する可能性は残っているとしている。

私も個人的にはこの化学的去勢では性犯罪は無くならないと見ている。いや、本当に去勢をしても無くならないのではないだろうか。

というのも、性犯罪は、単にスケベが高じて起きるとは思えないからだ。現に私はスケベだし、魅力的な女性が周りにいないというわけではないが、性犯罪の心配は無い。

つまり、性犯罪というのは、性欲とは別の要素が関わっているのではないかと思うのだ。

たとえば社会性を保とうとする精神や動物としての共同体に馴染もうとする本能の欠如といった理由があるのではないかと(あくまで個人的に)考えている。

つまり、どんなにスケベでも、性犯罪を興すとは限らないし、去勢しても性犯罪を犯してしまう可能性もあると思う。

そうはいっても、一つの可能性として登場したこの化学的去勢については、その効果のほどをメンドーサ州での実績を見ることで確認した上で、他の州も追随するらしい。

知らなかったが、すでにカリフォルニアやフロリダなどの8つの州では、この化学的去勢が導入されており、欧州でも導入しているところがあるそうだ。

思うに、犯罪者でなくても、もう、どうにも自分の強い性欲が浮気を招いて困るとか、研究の妨げになるなどと言う人には、治療として行っても良いかもしれない。



posted by しげぞう | Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
科学的→化学的
Posted by at 2011年07月23日 19:29
どなたかわかりませんが、科学的→化学的のご指摘ありがとうございました。

修正いたしました。
Posted by 管理人 at 2011年07月23日 22:18
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