2009年07月13日

鳩山邦夫先生の暴言は、まだまだ絶好調。

笑ってしまった。

鳩山先生、まだまだ面白い。

福岡県久留米市で、ブリヂストン創業者の石橋正二郎氏の生誕120年を記念したシンポジウム(久留米大主催)の基調講演で、鳩山邦夫氏が暴言と非難されそうな面白い発言をしてしまった。

と、その発言内容の前に、私は初めて知ったのだが、ブリヂストン創業者の石橋正二郎氏は、鳩山邦夫氏の祖父に当たるそうだ。

これは初耳だった。

ちなみにこのブリヂストン、ブリッジとストーンの合成語だが、日本語にすると橋と石。そしてそれを前後逆にすると石橋。つまり、創業者の名字を逆さにして英訳したものだと効いたことがある。がこれは本当だろうか。

それはさておき、鳩山氏は何を話したのか。

それは自殺に関する考えである。

あくまで個人の見解なので、騒ぐほどの事ではないと思うのだが、マスコミは飛びかかりそうな気がする。発言内容ではなく、発言者が有名人だからだ。

鳩山氏は言う。2001年に自殺した中島洋次郎元衆議院議員(福岡とは無関係)について、その家族にも自殺者がいたことなどを例にして、親子が相次いで自殺するケースへの認識を示した上で、

「自殺というのには、やはり何らかのDNAが働いているのではないかと言われている」

と言ってしまった。

そして、

「久留米大で研究していただければありがたい」

と続けた。

まぁ、個人の仮説なので、放っておいても良い。

しかし、自殺者が出ている血筋の人々に取っては、思いつきの発言では済まされないダメージを与える可能性もある。

場合によっては、その発言自体が暗示になって、ただでさえ自殺が増えているこの不況時に、ますます自殺者増を加速させる可能性もある。ただし、その因果関係は調べようがない。

さて、自殺の研究には『自殺論』(エミール・デュルケーム)というものがあるらしいのだが、そこでは動機について下記の様に分類している。

社会要因
個人環境要因
個人要因
医学的要因
生物学的要因

その最後に「生物学的要因」というものがあった。

癌の家系、糖尿病の家系、などと言うことがあるが、ひょっとすると確かに自殺しやすいDNAがあるのかもしれない。無いと証明することは困難だろう。

しかし──と思う

自殺するDNAがあるとしたら、なんだか自然淘汰されやすくて、この生命の長い歴史のなかで、等に藤太されているような気もする。

いや、いろいろな疾病を発症する傾向を持つDNAが藤太されていないのだから、やはりありえるのか?

なんだか分からなくなってきた。
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