2009年07月07日

中国の情報操作が漏れ始めている。資源の豊富な新疆ウイグル自治区。

ついに156人の死亡が確認された新疆ウイグル自治区での暴動だが、負傷者は1080人と言われている。

しかし、実態は分からない。

中国当局が情報を制御しているためだ。

特に子の地域に関しては今に始まったことではなく、以前から独立機運のあるこの地域に関しては、中国はナーバスになっていたであろう。

それが、どのようなきっかけがあったかは伏せられているが、とうとう大きな暴動にふくれあがり、人民解放軍2万人が沈静化に当たらざるを得なくなった。

軍隊だけではない、同時にインターネットや国際電話の回線を遮断している。これは国外から部で独立運動を先導している亡命ウィグル人組織からの情報流入を遮断しているのだろう。

中国は躍起になってウイグル族による暴力的な犯罪であることを報道させているが、世界はその裏側の真実に目を向けようとしている。

元々東トルキスタンイスラム運動といった独立運動が続いている地域なのだ。

しかし、中国に取ってはぜったに譲れない地域である。

資源である。

新疆では、石油と天然ガスが豊富なのだ。

既に38カ所の油田や天然ガス田が発見されている。おそらく新疆の石油と天然ガスの埋蔵量は中国全体のそれぞれ28%と33%と閉めているとされている。

パイプラインの敷設も行われている。

重要な資源埋蔵値なのだ。

これはなんとしても鎮圧せねばならない。たとえ何人死んでもだ。

同時にこれだけの資源があるということは、独立してもやっていけるという自身を、独立運動側に与えているのかもしれない。

いずれは融和策を取らざるを得ない気もするが、中国という国は、まだまだ統一を成し遂げていない国なのだ、ということが露呈している。
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