2009年04月04日

愛らしいゴールデンレトリーバーの子犬を助けて下さい。→見つかりました!

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以下の事情で里親捜しをしておりましたが、鴨川警察署の方々が里親を見つけてくださいました。4/6に確認できました。
警察の方々、また、本ブログを読んで心配して頂いた方々、本当にありがとうございました。

あの子犬が幸せになりますように…。

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今回は、このブログの趣旨を管理人の権限でねじ曲げて、私個人のニュースについて投稿することにした。

まさかあんな高価で愛らしい拾い物をしてしまうとは──。

今日、家内と二人で南房総をドライブしていたときのこと、房総スカイラインを抜けて、暫く南下すると、次に鴨川有料道路がある。

その鴨川有料道路の終わり近く、小さな脇道があるのでそちらに向かった。

金山ダムというマイナーなダムに行くそのためだけにあるような道で、有料道路からそれると直ぐに小さな暗いトンネルに入る。

そしてトンネルと抜けたときに妻が叫んだ。

「子犬!」

同時に車を運転していた私の目にも前方にたたずむ子犬の姿を捕らえた。

綺麗で愛らしく、賢そうな目をしている。

──まさかゴールデンレトリーバーか?

子犬を轢かないように注意して車を止めると、妻が車を降りていった。筋金入りの動物好きなのである。

すると子犬の方も妻に向かってよちよちと駆け寄ってきた。

「こんなところにいたら轢かれちゃうよ。」

そう言いながら子犬を道路の脇に誘うのだが、周りを見ると人家も無い山道である。

「おい、こんな所にこんな綺麗な子犬がいるのはおかしいよ。」

そこでいろいろ想像してみたのだが、捨てられたか、はぐれたか、いずれにせよそこに居るべき種類の子犬ではないことがわかる。

「どっちにしろ、ここに置いておいたら車に轢かれるか、獣に襲われるか、飢え死にだろう。」

しかもその子犬の目は、妻に助けを求めている様に見上げている。

──しかたない。

子犬を安全な場所に移すことにした。

妻に抱えられると、その子犬はおとなしく抱かれている。車に乗せても怖がらない。やはり飼い犬の子だろう。人間には慣れている。しかも人間に会えて安心したのか、妻の膝の上で安心したのか、すっかり甘えるようにしがみついて落ち着いている。

私は車を走らせると直ぐに犬の散歩をしている初老の紳士を見つけ、車を止めて話しかけた。

「この辺りに、この子犬を飼っているお宅を知りませんか?そこのトンネルを出たところに居たんですよ。」

紳士は愛想良く答えてくれた。

「いや、この辺りにはいないねぇ。犬を飼っているのは私くらいのものだから。」

そういうことで、もう少し人が住んでいるところに移してあげようと、車を走らせ、安全そうな場所を見つけたので、妻が車を降りて子犬をそこに置いた。

「ここで誰かに拾われなさいね。」

しかし妻が車に戻ってこようとすると、突然きゃんきゃん鳴きながら妻の足下を懸命に追いかけてくる。

──これは捨てられないぞ。

妻もかわいそうでもう一度抱き上げた。すると、途端に安心して静かになる。

「どうしよう。」

「もう一度さっきの紳士に、相談してみよう。」

子犬をもう一度車に乗せ、私は車をUターンさせた。

その紳士はまだ犬の散歩の途中だった。

「すみません、この子犬、捨てるわけにはいかないのですが、この辺りで預けられる施設はありませんか?」

すると紳士は犬好きらしく、私たちに礼を言った。

「ありがとうね。嬉しいよ。そうだね、このまま下れば警察署と保健所あるから。ただ保健所は休みだね。警察で預かってくれると思うのだが…。」

実はその警察署までは距離がある。しかしどうせ気ままなドライブの途中だ。

「分かりました。警察に相談してみます。」

「ありがとうね。そうしてもらえるとありがたいよ。可愛い子犬だものね。」

妻は車のトランクから毛布を出して、子犬をくるんで膝に載せている。よほど緊張にさらされていたのか、子犬は妻の膝の上で抱かれて安心して眠ってしまった。なんと愛らしい寝顔だろう。

暫く車を走らせると、鴨川署があった。駐車場に車を止めて、建物の入り口を入ると直ぐに受け付けがあり、警官たちがデスクワークをしていた。

「すみません。子犬を保護したのですが…。」

一斉に居合わせた警官達がこちらを見る。その中から一番近くのデスクにいた一人の警官が立ち上がりカウンターを越えて、出てきてくれた。

「困ったなぁ。子犬かぁ。」

そう言いながら、さっさと妻から子犬を引き上げて自分でだっこしている。言葉ほど困った様子はない。嬉しそうだ。犬は好きらしい。

「今日明日は保健所は休みだから、警察で預かりますよ。」

その後こちらの身元と拾った状況について供述し、それを警官が書き留めた。

良くあることなのか、ペット用のゲージが他の警官によって既に用意されている。一度はその中に入れたのだが、直ぐにまた出して、警官がだっこしてあやしている。

「私の家にもシェパードが2匹いるんでね。」

やはり犬好きだった。ほっとする。

但し、飼い主が現れず、保健所に移管されれば、その後は殺処分が待っている。

「これはゴールデンレトリーバーで3ヶ月くらいの子犬だと思いますね。」

犬に詳しい警官は、その子犬の口を開いて、歯などを調べながら言った。確か動物の年齢は歯で分かると、聞いたことがある。ただ警官は動物の専門家ではないだろうから、もしかすると違うかもしれない。

しかしネットで検索して写真を見てみると、ゴールデンレトリーバーの子犬に間違いないように思える(全く同じ姿だ)。但し、鼻の色がピンクだったので、雑種だろうか。
拾った子犬の写真を撮れなかったのですが、以下のサイトに掲載されている子犬たちと全く同じ姿をしていました。混ぜても分かりません。
http://www.wallpaperlink.com/bin/0611/02836.html

「これだけ人になれているし、可愛いし、おまけに綺麗で健康状態も良さそうだから、保健所で誰かに引き取ってもらえるかもしれない。」

しかし、引き取り手が居なければ殺処分となる。保健所は積極的に里親捜しをしているわけではないので、引き取られる可能性は非常に低い。保健所に渡された時点で、ほぼ命は無くなると思われる。

本来なら、私が自宅に連れ帰りたい所だったのだが、狭い我が家(マンション)の規定では飼えない。とても残念である。本当に可愛いのだ。だが成長すると、マンションで規定されているペットの体長を簡単に超えてしまう。おまけに我が家には既に猫もいる。

そこで、このブログを読まれた方にお願いです。

もし、ゴールデンレトリーバーの子犬(大きくなりますのでそれも考慮の上で)をかわいがっていただける方がおられたら、鴨川署に連絡してください。

4月4日に持ち込まれた子犬について知りたい、と言っていただければ答えてくれます。

月曜日には保健所に移管されますが、その後でも問い合わせていただければ、直ぐに保健所での状態を調べてくれます。

鴨川警察はこちら。
http://www.police.pref.chiba.jp/police/police_department/kamogawa/

せっかく助けた命なので、できれば生きて欲しいと願っている次第です。
posted by しげぞう | Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。トラバから参りました。
子犬を拾われた件、大変お疲れ様でした。
ゴールデンで生後3ヶ月程度でしたら体重は6〜7キロあたりで、
小さめの柴犬くらいの大きさになっていると思われます。
女性が簡単に抱っこできるサイズを少し超えた感じです。

状況を読ませていただく限りでは月齢が低いか、
あるいは雑種犬だった可能性もあるかもしれませんね。
(もしゴールデン風の雑種であれば成犬サイズはやや小型になりそうなので、
そうなると貰い手の幅が広がるといいなという期待がこもっています)
鼻の色がピンク(きれいなピンクではなくどちらかと言うと肉色でしょうか)なのは
基本的に毛色の因子によって決まるものなのでたまにあります。

鴨川市は全国的に見ますとちょっとだけ事情が厳しいようですが、
子犬に縁があること願っております。
Posted by あきこ at 2009年04月05日 23:55
あきこさん

コメントありがとうございます。
そうですか、やはり雑種なのかな。あるいは鴨川署の犬好きな警官が判定したよりも月齢が低いかもしれません。

とにかくまだよちよち歩きで、それでも懸命に家内の後を付いてくる姿や、さまよい続けて疲れたのか、膝の上で安心して寝ている姿がまぶたに焼き付いて離れません。

今日から保健所が営業しているので、警察署から移管されると思いますが、保健所はこれといって里親捜しに熱心な広報活動をしているわけでもなさそうですので、なにやら保健所に入れられたとたんに、札処分が決定するような暗い気持ちです。

札処分待ちの動物を保護しようなどと思えば、それこそきりがないことは承知ですが、保護した縁もあり、また、本当にかわいらしい子犬だったので、かわいそうでなりません。

可能であれば、連れて帰ってあげたかったのですが、そこは人間の事情もあり、かないませんでした。

とにかく生き延びてくれることを願っていますが、人間の善意だけが頼りといった状況です。
Posted by 管理人 at 2009年04月06日 12:12
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