2009年03月25日

人は保守的なもの。残念な気もするが、これでいいのだ、橋本知事よ。

橋本知事が2年目の目玉課題として推進してきたWTCへの庁舎移転が大阪府の2月定例議会で否決された。

おおかたが予想した通りであったろう。

しかし、私は個人的に、これが通ったら大阪は面白い、と無理を承知で期待していたところもあった。

橋本知事は個人的には好きではないが、足早に大阪府の改革を行おうというその意気込みには一目置いている。

だって、他の人達では改革できないでしょう。

しかし人は保守的だ。

府庁移転による経済効果(試算は試算。リスクはつきもの)よりも、正直面倒くさい、といったところだったのではないか?

あるいは既得権益を守らねばならない古い議員達がつぶしたとも言える。

自民でも若手は知事の意向に強く賛成したようで、その投票時には涙を浮かべていた者もいたという。

この情熱は古い議員達にはあるまい。

さて、知事は実にさばけたもので、この度の秘訣は民意であり、自分が独裁者ではないのだということを示すことが出来たものとして、それはそれで良いとしている。

もはやこだわっている暇もなく、次の目標に向かって意欲を示しており、この辺りのバイタリティーには好感が持てる。

どんよりとした大阪府政を変えられるのは、このような若いバイタリティーでしかないのだから。

ただこれでWTCも老朽化した府庁も、再開発の機会を失ったといえる。大阪はどうやって活性化したいのか、民意を問いたい。

もう一つ浮き彫りになったのは、自民党内の分裂だった。

古株と若手が別れた。

府の幹部は、この状況に対し、「知事は自民の若手を頼りにしすぎる。」と言い、自民幹部も「ベテラン議員のねたみが否決につうながった」などと実に情けない理由をコメントしている。

ねたみで府政を動かすなと言いたい。

さて、橋本知事と大阪府政、まだまだ注目しておきたい。
posted by しげぞう | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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